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恋人たちも富士山も赤い糸で 巨大招き猫が“世界遺産”後押し(産経新聞)

 富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)のアトラクション「ナガシマスカ」内に、恋愛成就の御利益があるといわれる高さ10メートルもの「夫婦招きネコ」をご神体に、さい銭箱が置かれている。

 同社が遊び心で設置したのだが、“この恋を実らせて”とお金を入れるカップルが多い。円形ボートで急流を下るアトラクションということで、周囲の池にローマの「トレビの泉」を思ってお金を投げ入れる利用客も多い。

 トレビの泉では、後ろ向きでコインを1枚投げ入れるとローマを再び訪れることができ、2枚だと大好きな相手と永遠に一緒-などの言い伝えがある。このコインはチャリティー団体に寄付されているようだ。

 世界文化遺産候補にあがっている富士山のふもとの同社も、遺産登録を待ち望んでいる。そこで、たまった浄財を「富士山遺産登録山梨県推進募金会」に寄付を思い立った。

 25日に夫婦招きネコの前で、スケートの岡崎朋美さんがプレゼンターとなって「富士山の世界文化遺産登録に役立ててください」と、浄財に従業員の寸志を加え50万円を募金会に寄付した。

 富士山も世界文化遺産と赤い糸で結ばれてほしい。岡崎さんは「富士山がまだ世界文化遺産でないなんて信じられない。一日も早く登録されるようにとの気持ちを込めて渡しました」と話した。

 同県世界遺産推進課は寄付金を学術調査費などの登録経費に充当する計画だという。

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